交通事故について

【交通事故の現状】

交通事故件数は全国で年間約63万件も起こっています。事故件数でピークだった平成16年の95万件からは年々減少してきましたが、それでもまだ1日当たり1700件以上の事故が起こっているのです。1事故における負傷者は複数になっていることが多く、死亡者数は1日約12名、負傷者数は1日2100名以上にのぼります。

事故の総件数が減少していることに比例して負傷者数や死者数も減少していますが、一方で平成13年からスタートし平成25年にはより厳しくなった危険運転致死傷罪が制定されて交通違反に対する厳罰化は行われていますが、かわらず飲酒による酩酊運転の悲惨な死亡事故は続いています。

また同じく近年社会問題化している危険(旧脱法)ドラックを吸引しての運転で悲惨な事故が多発していることから、交通ルール以外の法制と連携しながら未然に防ぐ努力が官民を挙げて取り組まれています。


【交通事故の要因】

交通事故は自分に過失がある事故と、他人に過失があるもらい事故があります。自分に過失のある事故の原因は、交通三悪と言われるスピードの出し過ぎによるものが多く、「つい」「うっかり」の気のゆるみも事故を引き起こす要因となっています。

交通事故は過失事故ですから故意にぶつけるようなことはありません。でも加齢によりアクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えるような、結果的には運転に適さないドライバーによる事故は過信によるもので、起こるべくして起こった故意の事故と考えてもいいのかもしれません。

もらい事故とは受傷者にはまったく責任がなく、たとえば信号待ちで追突されたような事故のことです。このような時でもシートベルトやチャイルドシートを着用していれば、その被害を軽減することができます。たとえ停車中であってもしっかりシートベルトを着用しておくことが交通事故の被害を未然に防ぐためには大切なことなのです。


どちらにしても事故によって尊い命を失ったり取り返しのつかない障害を受けると、受傷者やその家族だけではなく加害者やその家族にとっても一生償う傷を背負うことになりますので、ハンドルを握る時には初心に返り安全運転を心がけるようにしましょう。